年中行事
新年祭(しんねんさい)
1月1日
新しい年を迎えて、この1年間の家庭の無事や会社の事業繁栄、安全を祈り、そろって参拝して神様のお力をいただきましょう。
新年太鼓
除夜の鐘
千本突き(せんぼんづき)
豪快な音とともに、新年を喜びます。この行事は魚吹の伝説、神功皇后伝説と相交わり、魚が群れをなして砂を吹き寄せて、土地が出来たと云い伝えられている。これは洋の東西を問わず語られる神話的方法で、魚は人とおきかえ、すなわち、多くの人々が、海を埋め埋めして開いていった、ことを形にしたものです。
お神酒の振舞い
授与品の授与
厄除開運、家内安全、商売繁盛、学業成就、交通安全、必勝祈願、安産祈願、等、御札御守等を揃えております。
福みくじ
新年参拝
また、ご家族の皆様がお集まりのお正月に、家内安全祈願、厄除等のご祈祷も承ります。
厄除開運祈願大祭(やくよけかいうんきがんさい)
2月19日
昔、注意を要する年を厄年とし神前にお参りして、この年の意義を心に刻み慎重な態度で生活していたことが今も引き継がれています。
※事前予約は出来せん。当日随時受付をしております。
お供えにお餅を
お雑煮の接待
ご家族皆様でどうぞ。
(コロナ禍より、接待のお雑煮は取り止め。現在は、お供え餅の半分を切り餅にし、スープの素と一緒にしてお雑煮セットとしてお下がりとしております。)
武神祭(ぶじんさい)
3月最終土曜日
神様が鬼に姿を変えて戦ったという当社に伝わる故事に由来したお祭で、
武神祭の鬼は『武神』という名のとおり、『鬼の姿をした人々を守る神様』です。
姫路市無形民俗重要文化財(平成十八年三月二十四日指定)
由来
天平宝字八年甲辰三月七日、支那福州の賊軍が、播磨国揖保郡福井庄家島に攻めてきたので、朝廷(47代淳仁天皇)は、播磨国の国司、太田庄住人冶部郷、藤原朝富臣貞国に討伐の命令を出された。これを受けた貞国は、当社(魚吹八幡神社)に詣で、勝利の祈願をして家島に向かい勝利する。
このおり、祈願は七日間行われた。これは、瑞垣の内に祭檀を設けて五色の和幣(にぎみてぐら)をたて、剣、弓、矢を飾り勝利を祈ったところ、最後の日に境内がゆり動き、巽(北西)方向から霊雲が起こり五色のに和幣が、五色の鬼となって南の敵船に向かった。(その後陰陽の鬼面が残っていたので、これを当神社の神宝とした。)
この時、大風が吹いて、賊船を七百三十二隻沈没させ、大いに勝利する。帝は喜ばれ、貞国に播磨五郡を与えられる。貞国は、祈願成就の礼として三千石を当社に奉納した。翌、天平神護元年春三月七日、この縁により初めて「鬼神祭」を行った。
大鏡餅奉納
奉納演芸
鬼の舞
たいまつや鉾を持った鬼が5神現れ、御殿や御本殿での舞を行います。
餅まき
招魂祭(しょうこんさい)
4月22日
境内末社 招魂社例祭
お祀りされている、西南戦争より大東亜戦争の殉国者の御霊(1,500余柱)を慰めます。
千燈祭(せんとうさい)
7月14日
千燈祭とは、たくさんのともし火をお供えし、無事に生かされていることに感謝すると共に、無病息災を祈る祭です。
また、茅の輪くぐりは「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」の行事で、お正月から半年間の罪穢れを祓い、無病息災を祈ります。
茅の輪くぐり
※唱える和歌・詞(ことば)は他にも地域、神社等で違いがございます。
特別拝観
秋季例祭(ちょうちん祭り)
10月21、22日
播磨を代表するお祭りです。
神輿3基の渡御・還御、金幣、屋台18台、檀尻4台の練り出し、獅子檀尻1台の獅子舞奉納、楼門前でのちょうちん練り等が行われます。
平成19年3月に『兵庫県指定重要無形民俗文化財』の指定を受けました。
ちょうちん練り
お旅所へ向かう道中を、神輿の周りを無数の提灯灯りで照らした事が始まり。
屋台(やったい)
重厚な漆屋根に、細部までこだわった彫刻、隅絞りや伊達綱の豪華さ、
幕の刺繍も各町のこだわりの図柄を用いています。
「チョーサ」の掛け声と共に宙に浮く屋台。
重いはずの屋台が宙に浮き、そのギャップが見る人を魅了します。
乗り子は小学生の男子が勤め、力強い太鼓と声で、屋台を導きます。
檀尻(だんじり)
綱を一気に引く姿、梃子(てこ)を使った方向転換など、その気迫に圧倒されます。
「檀尻流し」では、娘さんたちが太鼓、三味線、鉦、笛などを奏でながら、道中を盛り上げます。
獅子舞
屋根の上下高さ変動、90度旋回を可能とし、獅子舞奉納の際は、舞台袖の支えを出すことにより、広い舞台を作り出すことができます。
獅子舞の奉納は、昼宮のお旅所での奉納、神社御殿での還御式での奉納、
そして、境内では獅子檀尻の舞台で14種の舞、約3時間にわたる獅子舞の奉納をご覧いただけます。
新嘗祭(にいなめさい)
11月23日
五穀豊穣の感謝とお礼のお祭りです。